2013年11月13~15日
中国に複数の工場を持つ日系企業様からご依頼を頂き、工場生産ラインの「見える化」による「TCO削減」のコンサル案件の視察・打ち合わせに行って参りました。
縦400m×横500mで敷地面積が20万㎡もある巨大な工場でした。
日本の工場とはスケールが違いますね。
300名以上の従業員がいて、日本人は僅か2名。
成功している企業様は海外でもしっかりと地元に根付いています。
丸2日間視察と打ち合わせをさせて頂き、コンサルの方向性が決まりました。
まずは各種情報(温度、圧力、流量、電力、警報)のデータ収集を行い、SCADAシステムの導入により「見える化」を実現します。
その後、各所にて温度や流量に基づいた自動制御を行い、電力消費の改善、不具合発生時の原因を短時間で突き止め歩留まりを改善します。
半年後のお客様の反応を想像すると今からワクワクします!
蘇州は日本の企業が数多く進出しており、街でも多くの日本人とすれ違いました。
美味しい日本食レストランもたくさんありました。
現地で購入するミネラルウォーターですが、青い色のパッケージより、赤い色のパッケージのものが衛生的に安全とのことです。
最終日は、新幹線で蘇州から上海へ移動しました。
空港のように広い駅舎に驚きです。
改札もホーム毎にあり15分前から入場でき、チケットの購入にはパスポートが必要です。
この辺りも空港のようですね。
新幹線の車両は何種類かありますが、我々が乗った車両は偶然日本製でした。
内装もほぼ日本のものそのまま。(シートはあちこち壊れていましたが・・・)
上海まで約30分、時速289km、料金は39.5元(約700円)と格安です。
上海では、パートナー企業のエンジニアリング会社を訪問しました。
実績も多く、営業品目も似ている為、良いパートナーシップが築けそうです。
日本の叡智を集結し、高い志を持って、お客様の期待を超える成果を創造します!